コラーゲンを主成分とする膜状の組織です。
筋膜はキャンディーのつつみ紙のように、筋肉をつつみ込み骨と骨を結びつけ、身体を左右から支えています。
(テンセグリティー構造)
故に筋膜は「第二の骨格」と呼ばれています。
(テンセグリティー構造)
筋膜には「痛み」を感知する受容器があり、とくにトリガーポイントという痛みやシビレなどの症状を引き起こす場所ができます。
ですので、トリガーポイントを的確に検出して治療することにより、つらい症状から解放されます。
さらに筋膜は全身に張り巡らされており、身体全体を連動して動かす機能があります。
生活習慣や姿勢、動作、外傷によって身体の一部に緊張が集中すると、筋膜のコラーゲンが固まり始め、柔軟性や弾性を失って粘着性が増し癒着します。
癒着を起こすとバランスをとろうとして、徐々に全身へ歪みが広がっていきます。
最近の研究では超音波などの画像でもトリガーポイントの存在が確認され、
医師もトリガーポイント注射を取り入れています。
当院ではこの筋膜への癒着をとる事によって姿勢の調整、痛みからの解放を目的としています。